新宿〜小田原が60分を切るらしい

みなさんこんにちは。さて、以前私のブログで紹介しましたこちらの記事をご存知でしょうか。

sufurin.hatenablog.com

 

 9月に公開しましたこの記事では、複々線工事が終了する2018年3月のダイヤ改正で「スーパーはこね」が新宿小田原間を60分で走破することが可能なのか議論しました。

そのときの結論としては「出来なくはないが、やらないのでは?」という感じの結論を出しました。

 

さて時代は移り変わり、先日小田急はとあるプレスリリースを公開しました。

http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8701_5820170_.pdf

 

これが1000年に一度レベルの大改正(当社比)で、来年からとんでもないダイヤになってしまうことが分かってしまったのです。

あまりにすごいダイヤ改正のため、数多くのブログなどで詳しく紹介されておりますので詳細は省きます。とにかくすごいです(語彙力)。

 

 

さて、本題に入ります。先日のプレスリリースで新宿小田原間の最速列車の所要時間が発表されました。なんと、なんと、、、

 

5分短縮され、59分!!

 

 

箱根湯本までは9分短縮され、73分!!

 

 私の予想を裏切り、小田急はやったのです。しかも60分ではなく59分!!

これには多くの方々が驚き、ツイッターは大盛り上がりとなりました。

小田急の悲願(新宿小田原間を60分で結ぶこと)だったわけです。ついにその願いが叶ったのです。感動です。号泣です。

(ただし、下りが速くなった代わりに?上りは概ね遅くなってます……。どうせ箱根帰りでみんな寝てるし多少遅くてもいいっしょ的な?)

 

しかし60分で作成したときもかなりかつかつだったので、「59分」はどうやって達成させるのでしょうか。表定速度は83.9km/hとなり、常にこの速度を維持しながら走るのは小田急ではかなり辛いです。

 

以下は一例としてこちらで組んでみたものです。

 

SH:特急スーパーはこね(59分で結ぶやつ)

H:特急はこね(箱根行くやつ)

S:特急さがみ(箱根行かないやつ)

E:特急えのしま江ノ島行くやつ)

 

急行線走行するやつ → 青:特急 オレンジ:快速急行 赤:急行 

緩行線走行するやつ → 緑:準急 黒:各停

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代々木上原~登戸まで複々線なので違和感あると思いますがご了承ください。なんかおかしいところあったらすみません、ご指摘ください…)

 

個人的な縛りとして、唐木田行き急行と千代田線からの向ヶ丘遊園行き準急および成城学園前行き準急を毎時3本ずつ突っ込ませました。本来の日中パターンは、これにさらに新松田行き急行が毎時3本ずつ突っ込まれます(土休日のみ)が、登戸、向ヶ丘遊園あたりでどうも上手くいかなかったので、朝だし日中パターンと違うよねと、勝手に解釈しました。というか土休日日中の「毎時27本(特急×3、快速急行×6、急行×6、準急×6、各停×6)」はやばい、やばすぎる。

 

 

以下はよくありそうな?質問です。

 

Q、え、よく見ると新宿小田原間「59分30秒」で組んでないかって?

A、一応59分だし、まあ多少はね?(新宿10時台発のスーパーはこねは、相模大野小田原間の表定速度91.2km/hです。これでもかなり無理してるので、これ以上の短縮はちょっと…。)

 実際のところ、前回の記事からたったの30秒しか短縮されてないので、前回公開したダイヤでも走破できそうですが、上記のプレスリリースをもとに1からダイヤを組み直してます。

 

Q、赤丸急行(=新松田小田原間の各駅に停車する急行)みたいなのあるじゃん。

A、「相模大野始発急行新松田行き、新松田からは各停として運転(6両編成)」、小田急の大好きな種別変更ですね。余談ですが、2018年から新松田小田原間の各駅が急行停車駅から完全に外れてしまうみたいですね。

 本来は新宿から急行を引っ張ってきたかったんですが、どうも登戸あたりで上手くいかなかったので、新宿からの江ノ島線快速急行と接続するという対処法になってます。また、この理由により、新松田小田原間は各停毎時3本と減便されてます。公式発表で減便が決定してるので仕方ないですが、22分間も電車が来ない時間帯がありますね。

 

Q、第3羽を書くんじゃなかったのか?

A、すみません。おっしゃる通りです……

 

 

 

さて、12月5日、小田急は新型ロマンスカー70000形(GSE)を公開しました。

http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8724_3273227_.pdf

 

新たに生まれ変わる小田急に期待していきたいですね!

 

 

(2018/02/12 一部内容を削除しました)